2011年11月12日土曜日

「第26回国民文化祭・京都2011」に行ってきました(その3)

   
 5日(土)の夜中に、京都府北部・綾部市のホテルへ戻り、翌6日(日)は「ふれあい座」のスタッフとして、京丹波町の「魅せる・人形芝居フェスティバル」に参加です。



 残念ながら6日(日)も雨模様ですが、それでもお客様が続々と会場へ足を運んでいます。



 事前に「満席」の見込みとは聞いていましたが、本当にぎっしり満員で、開会式を終えて上演が始まる頃には「立ち見」が出るほどでした。



 「ふれあい座」の出演は、全11団体中7番目で、ちょうどお昼時でした。「食事に出る人が多くて、お客様が少ないかな?」と思いましたが、どうして、どうして。やはり満員です。



 じっくり1時間、「傾城阿波の鳴門」の「順礼歌の段」と「十郎兵衛住家の段」の両方を上演しました。



 太夫の三木早苗さん〔左〕の語りは、感情表現豊かでエネルギッシュです。三味線の吉岡寿子さんとの息もぴったりですね。



 「ふれあい座」出演メンバー全員集合! 私はカメラマンです。

 さあ、来年は「全国初!」、2度目の国文祭が徳島県で開催されます。“第22回国民文化祭・とくしま2007”の成果はもちろん、第23回茨城、第24回静岡、第25回岡山、第26回京都の成果もしっかりと継承して、“第27回国民文化祭・とくしま2012”を魅力あるものにしましょう。

(主任学芸員 松下師一)