2012年1月29日日曜日

昨夜、久々に……

  
 いや~、昨夜、久々に徹夜しました。

 依頼を受けたものの、なかなか書けなかった原稿を、一気に書き上げました。

 明日(月曜日)は休館日なので、自宅で終日、書き上げた原稿に〔注〕を附けたいと思います。

 仕上がった原稿が研究誌に掲載されたときには、またこのWebでお知らせします。

(主任学芸員 松下師一)

  

2012年1月27日金曜日

今後に期待!

  
 1月25日(水)、館内展示の一部に変更がありました。



 お気づきですか? そう、ハロゲンスポットライトの一部を、新型のLEDスポットライトに変更したのです。



 従来のハロゲンライトにくらべると、まだ少し照度が足りないように感じますが、節電効果は抜群です。



 今後、展示資料等への影響などを確認しながら、徐々にLEDスポットライトに更新していく予定です。

(主任学芸員 松下師一)

 

2012年1月21日土曜日

南海地震の歴史について報告しました

  
 先週の日曜日(1月15日)、文化の森イベントホールで開催された徳島地方史研究会の公開研究大会で、「阿波北方における南海地震の歴史的検討」と題する報告を行いました。

 報告の要点は、次のとおりです。

  1. 宝永南海地震の際、松茂町域の一部干拓地が津波に襲われ、また沈降した。

  2. 安政南海地震では、松茂町域で広範囲に液状化現象が発生したが、他方で津波による大きな被害はなかった。多くの人々が阿讃の山々に避難したが、それだけだった。

  3. 昭和南海地震でも、松茂町域の一部で地盤沈下の被害が確認されたが、津波による被害はなかった。また、「大地震の後、津波が来るから避難せよ」という経験談も伝承されていなかった。

 報告の最後に、私は2つの点を強く訴えました。第1は、古文書・金石文などの歴史資料を詳しく調査し、過去の地震被害の実像を正確に理解すること。また、その努力を怠らないこと。第2は、安政・昭和の南海地震の際、北方で大きな津波被害が無かったことから、その後、「大きな津波は来ない」という「負の伝承」になっているのではないか。というものです。

 公開研究大会の様子は、翌日(1月16日)の読売新聞と毎日新聞の徳島版でも報道されました。

(主任学芸員 松下師一)

2012年1月4日水曜日

ケーブルテレビの新春特番に出演しました

  
 あけましておめでとうございます。当館も本日から仕事始めです。

 今日は午前中に館内映像設備の清掃をし、午後はもっぱら業務打ち合わせを行いました。外は雪が降る寒い一日でしたが、館内は様々なアイデアが交わされて熱気ある議論であったと思います。

 ところで、多数の方から「テレビ見たよ!」との連絡をいただきました。地元ケーブルテレビ新春特番(ミステリー倶楽部新春スペシャル)に出演したところ、ちょっと「反応あり」というところですね。正直、とても照れますが、まぁ、ご覧いただいた方々が、楽しみながら地元の歴史に関心を持ってもらえれば幸いです。

(主任学芸員 松下師一)