2009年8月3日月曜日

2009年度 阿波学会総合学術調査(その2)

   
 今日も、「阿波学会総合学術調査」に参加し、阿波市へ出かけて来ました。
  
 今日の調査内容は、江戸時代の阿波郡勝命村の古文書(検地帳・棟附帳)の現況確認と目録化です。
  
 戦後まもなく刊行された『久勝町史』に、天正時代の太閤検地帳の翻刻が掲載されており、その後の保存状態が気になるところでした。
  
 幸い、少々の痛みはありましたが、無事保存されていることを確認しました(写真)
  
 貴重な古文書との出会い、それが現地調査の醍醐味ですね。
  
(主任学芸員 松下師一)