2014年12月3日水曜日

「社会経済史学会」中国四国部会で報告

  
  11月29日(土)・30日(日)の両日、徳島市のシビックセンターで「社会経済史学会」の中国四国部会が開催されました。


  29日(土)は各個別報告、30日(日)はテーマ報告・シンポジウムがありました。私は主催者からの依頼により、30日の午前中、「上村源之丞座の近代史」について報告しました。人形浄瑠璃一座の経営について、南あわじ市に寄託されている引田家資料を基に、ごく簡単ですがあらましを紹介したわけです。


  報告時間は30分で、質疑の時間も5分ほどだったので、既発表論考(※)以上の成果はなかったのですが、まあ役割は果たせたと考えています。
  
※既発表論考とは、拙稿「人形浄瑠璃芝居一座の経営 -上村源之丞座の近代史へのアプローチ-」(徳島地方史研究会創立40周年記念論集『生業から見る地域社会』教育出版センター、2011年)のこと。

(主任学芸員 松下師一)