2010年5月13日木曜日

いろいろあったゴールデンウイーク(1)

 
 久々の更新です。どうしても年度末・年度初めは事務仕事が忙しく、また『松茂町誌』続編の執筆・編纂も山場に差し掛かりつつあります。このコーナーの更新も後回しになってしまいました。

 さて、4月末から5月初旬は、世間はゴールデンウィークの連休ですが、私ども博物館業界は開館(通常業務)です。当館は観光施設のような運営はしていないので(ファミリーイベントも、出店もありません)、連休で人波が押し寄せることはありませんが、それでも連休を利用して遠方からわざわざ訪ねて来てくれるお客様があります。

 5月3日(月・祝)には、当館に美術品を寄付してくださった大阪在住のNさんが来館されました。Nさんのお父様は、有名な人形浄瑠璃史の研究家で、東京の大学にお勤めの方でした。そのお父様の遺品である絵画(角尾蕗子画「文楽シリーズ」2点)を、2007年夏に当館に寄贈くださったご縁です。

 Nさんの来館を機に、その絵画を当館常設展示室前の「小さな美術コーナー」に展示してあります。なかなか魅力的な絵ですよ。 (続く)

(主任学芸員 松下師一)