博物館実習も3日目です。「銅製の火鉢」のルーツ探しと平行して、古文書の撮影や、ミニ展示の立案作業を実施しています。
古文書の撮影では、デジタルカメラを前提とした、コピースタンドや照明灯の使用法の説明を行い、撮影からデータ管理までの一連の流れを実習しました。はじめてでしたが、なかなか上手く撮れました(写真)。
ミニ展示の立案作業では、平ケース2台を対象にした企画展示を実習生4名で実施することにし、今後、展示資料の選択や、解説パネル・キャプションの制作を実施することにしています。
実習生のみなさんは、はじめての体験に緊張しながらも、撮影では「正確さ」を第一に、展示では「斬新な」着眼点で、誠実に実習に取り組んでくれています。
(主任学芸員 松下師一)