2011年11月12日土曜日

全史料協大会(前橋市・高崎市)に参加しました【番外編】

  
 2日間の出張リポートに、少しおまけを付け加えます。

◇その1「空からみた…」

 往路、私は10月26日(水)午前中の飛行機に乗ったのですが、素晴らしい秋晴れで、窓から徳島~東京間の風景がよく見えました。富士山はじめ美しい風景も印象的でしたが、私の記憶に強く残ったのは、空から見た紀伊山地の風景でした。

 台風12号の記録的豪雨は、数え切れない山腹崩壊を引き起こし、そこを流れる河川は茶色い濁流となっていました。報道された土砂ダム(せき止め湖)も、空からはっきり確認できました。

 台風常襲地の私たち徳島県民にとって、これは他人事ではありません。実は15号台風では、拙宅が床下浸水しました。防災対策は、一人ひとりが自分自身の問題として受け止めるべき大きな課題です。

 被災された和歌山県・奈良県・三重県の関係各位に、心からのお見舞いを申し上げますとともに、私自身、念には念を入れた防災対策に取り組みたいと思います。

◇その2「一時の流行か、それとも…」

 今年、高崎市立図書館の研修会場で、某社のタブレット型パソコン(某社自身はパソコンとは呼んでいません)がとても目に付きました。

 研修中メモを取る様子(特に、純正のカバーを折りたたんで台にして使う姿)はとてもかっこいいですが、それで会場の写真を撮る様子は少しユーモラスです。なんだか、大学ノートを両手で持って、どこかへ念力を送っているみたいなポーズをしています。(かく言う私も、時々、NEC Life Touch Note を両手で持って撮影しているので、他人が見ればユーモラスだとは思います。)

 今後、この様子が大会の風景として定着するのか、それとも一時の流行で終わるのか、今後が楽しみですね。

(主任学芸員 松下師一)