今年も全国歴史資料保存利用機関(略称「全史料協」)全国大会に出席するため、10月26日(水)・27日(木)の両日、群馬県へ出張しました。
東京駅、上越・長野新幹線への乗車は初体験です。
2階建て新幹線の「MAXたにがわ」に乗り、高崎駅で両毛線へ乗り換えて、無事、前橋駅に到着。そこからタクシーで10分ほどで、視察会場の「群馬県立文書館」へ着きました。文書館は「前橋市文京町」という、文字通り閑静な住宅街に立地していました。
幸い、到着直後に知人(一応、静大の後輩)を発見したので、文書館を背景にシャッターを押してもらいました。
すでに館内には、全国から視察を希望する大会参加者が続々と集まっていました。玄関横の小さな展示室では、文書館(公文書館)の役割や社会的意義を解説する展示を開催中で、時間待ちの視察者が見学中です。
予定の午後2時になると、3階の研修室へ移動です。
約50名ほどの視察者を対象に、館長さんと岡田次長さん(写真)が、群馬県の史料保存活動の経緯と、県立文書館運営の概要をお話しなされました。
そして、館内施設の見学のため、3班に分かれて移動です。
一緒になった大分県立先哲史料館の館長さんと意見を交わしながら、いわゆる「裏導線」を見学しました。(つづく)
(主任学芸員 松下師一)