9月20日(日)、いよいよ大会当日を迎えました。
当日は天気にも恵まれ、開演前から多くの観劇客が訪れていました。
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ホール前には、各県のPRブースが置かれており、徳島県のブースも発見しました。
ブースには、鳴門の渦潮やお遍路を浮世絵仕立てで紹介したポスターなどがありました。
我が松茂町からは、資料館のパンフレットやスカイフェスタのチラシを持ち込み、しっかりとPR活動を行ってきました。
徳島県のPRブース |
資料館パンフレット(写真中央) |
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開会式も無事に終わり、民俗芸能大会のはじまりです。
ふれあい座は、2番目の出演ということもあり、トップバッターの佐陀神能保存会(島根県松江市)の神楽を、舞台袖から緊張の面持ちで見つめていました。
そして、いよいよふれあい座の出演です。
大勢の観劇客の前で、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を上演しました。
人形を操る三人の息もぴったりと合い、観る者を魅了していました。なかには、涙を流しながら観劇してくれた人もいたようでした。
上演終了後には、会場から盛大な拍手が湧き、ふれあい座の上演は大成功です。
ふれあい座は、来年度高知県で開催される「第58回中国・四国ブロック民俗芸能大会」への連続出場を目指し、日々”技”を磨いています。今後とも、ご支援よろしくお願いします。
(学芸員 菅野 将史)