2015年9月22日火曜日

中国・四国ブロック民俗芸能大会へ行ってきました。(その1)


9月19日(土)~20日(日)の2日間、「第57回中国・四国ブロック民俗芸能大会」へ行ってきました。
私たち松茂町の阿波人形浄瑠璃芝居「ふれあい座」が、徳島県の代表として参加し、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を披露してきました。

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中国・四国ブロック民俗芸能大会は、昭和34年(1959)に第1回目が岡山県岡山市で開催され、以来各県が持ち回りで開催しています。今年で57回目をむかえる歴史ある大会です。今年は、島根県松江市での開催となり、各県から参加した芸能保存会と芸能を紹介します。(公演順)

○佐陀神能保存会「佐陀神能」(島根県松江市鹿島町)
○ふれあい座「阿波人形浄瑠璃」(徳島県板野郡松茂町)
○赤泊太刀踊保存会「赤泊太刀踊」(高知県幡多郡大月町)
○俵津文楽保存会(すがはら座)「俵津文楽」(愛媛県西予市明浜町)
○島田人形浄瑠璃保存会「島田人形浄瑠璃芝居」(山口県光市島田)
○白石踊会「白石踊」(岡山県笠岡市白石島)
○南川太鼓保存会「南川太鼓」(香川県さぬき市大川町)
○坂原神楽団「坂原神楽」(広島県山県郡安芸太田町)
○会見 小松谷盆踊り保存会「小松谷盆踊、バンバ踊」(鳥取県西伯郡南部町)
○有福神楽保持者会「有福神楽」(島根県浜田市下有福町)

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19日(土)朝、「ふれあい座」のみなさんと、町有バスで島根県へ出発しました。
松茂スマートインターチェンジ(スマートIC)を利用したことがない座員がいたことから、運転手さんの粋な計らいにより、スマートICから高速に乗りましたが、これには座員も大喜びでした。

その後、高松道をひた走り瀬戸大橋を渡り、岡山県(岡山道)と鳥取県(米子道)を通過し、民俗芸能大会の会場・島根県民会館へは、お昼過ぎに到着しました。
会場のすぐ目の前には、今年7月に国宝に指定された松江城があり、観光客でたいへん賑わっていました。

会場に到着後、さっそくリハーサルの準備です。


シルバーウィーク期間中で大勢の観客が訪れることが見込まれるため、会場が中ホール(600人規模)から大ホール(1600人規模)へと変更になったこともあり、入念にリハーサルを行いました。

リハーサルに余念がない座員たち

大会会場

無事にリハーサルを終えたあとは、 情報交換交流会が行われる会場へ移動です。

(学芸員 菅野将史)

→つづく