21日(日)の朝から今日(23日)の夕方まで、2泊3日の「古文書合宿」に行ってきました。文化庁の助成事業の史料調査(「淡路人形浄瑠璃元祖・上村源之上座」の調査)を、なんとしても年内に成稿させるべく、いわゆる「かんづめ」での必死の作業です。
合宿地の「ゆずるは荘」
初日は有名作家気取りで意気揚々と深夜まで作業に取り組めましたが、昨日一日、宿所の「ゆずるは荘」から一歩も出ずに作業していると、なんだか精神的な疲労が蓄積しました。加えて、和室で座卓の作業は腰への負担が大きく、少々腰痛気味です(ただ、宿所の料理と風呂はよかった。近場の家族旅行にお薦めです)。
室内のようす
で、43歳の私がダウンしそうなのに、70歳のM先生と、60歳のN先生は元気です。深夜の作業でも、私が「日付も変わったし、もうそろそろ寝ますか?」と問いかけても、「いや、もう少し切りがいいところまでしましょう!」との返事。そのパワーに敬服しました。
この合宿後も、仕事の合間を見て、地味な古文書整理を継続しなければなりません。諸先輩に負けないよう、がんばらねば。
(主任学芸員 松下師一)