しばらく更新が滞っておりました。連日、『松茂町誌』の原稿執筆と、編集作業に追われていたためです。他にも、複数の依頼原稿を抱え、四苦八苦しておりました。
で、今日は午後から、しばし原稿執筆の手を休めて、イベントの手伝いをしておりました。3か月ぶりに開催した人形浄瑠璃芝居の「定期公演」です(5月・6月は休演でした)。
おなじみ、ふれあい座による「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」でしたが、近所の福祉施設の方々にご観劇いただき、たいへん喜んでいただきました。最前列で涙している方もあり、「よかった。」とのことでした。芝居を観て、幼いころの情景などが回想されたのだろうと思います。
また、公演終了後は、中学生2名を交えて人形浄瑠璃芝居の練習をしました。熱心な中学生の取り組みに、指導したふれあい座のベテランたちも喜んでいました。

写真を撮りましたが、手前のガラスに外の風景が映り込んで、よくわからない写真になってしまいました。とほほ…。
(主任学芸員 松下師一)