◇多様な情報の宝庫としての『町誌』◇
県外出身で、かつ町外在住。そんな人間が、縁あって『町誌』の編さん作業に携わらせていただくことになりました。
それ以前の、私の松茂町に対する知識といえば、
- とくとくターミナル(高速バス発着場)がある
- 徳島空港がある
- 立派な町立資料館がある(これを外すわけにはいきません(笑))
せいぜいこの程度。なんともたよりない状態での出発でしたが、仕事は人を変えます!
編さん作業の過程で、教育、福祉、各種産業、交通、自然などなど、あらゆる角度からみた松茂町が、私の中に蓄積されていきました。
もし「松茂町ウルトラクイズ」が開催されることがあれば、今なら上位入賞まちがいなし。自信あります!
また、松茂町を深く知ることで、松茂町のみならず、人々の暮らしの母体である「まち」という有機体が、どのようにして成り立っているのか、そのあらましについて理解することもできました。
松茂町にゆかりのある方はもちろんのこと、そうでない方もぜひ一度ご覧になってみてください。『町誌』に詰められた一見ミクロな記録の集積に触れることにより、マクロで多角的な新しい視界が、あなたの前に広がってくるはずです。
(前・町誌編さん事務補佐員/現・文化観光調査指導員 小西利枝)
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◆「特設ホームページ『松茂町誌』続編第三巻」もご覧ください。