2011年8月11日木曜日

『町誌』続編第三巻の見どころ・読みどころ(5)

  
◇多様な情報の宝庫としての『町誌』◇

 県外出身で、かつ町外在住。そんな人間が、縁あって『町誌』の編さん作業に携わらせていただくことになりました。

 それ以前の、私の松茂町に対する知識といえば、
  • とくとくターミナル(高速バス発着場)がある

  • 徳島空港がある

  • 立派な町立資料館がある(これを外すわけにはいきません(笑))
 せいぜいこの程度。なんともたよりない状態での出発でしたが、仕事は人を変えます!

 編さん作業の過程で、教育、福祉、各種産業、交通、自然などなど、あらゆる角度からみた松茂町が、私の中に蓄積されていきました。

 もし「松茂町ウルトラクイズ」が開催されることがあれば、今なら上位入賞まちがいなし。自信あります!

 また、松茂町を深く知ることで、松茂町のみならず、人々の暮らしの母体である「まち」という有機体が、どのようにして成り立っているのか、そのあらましについて理解することもできました。

 松茂町にゆかりのある方はもちろんのこと、そうでない方もぜひ一度ご覧になってみてください。『町誌』に詰められた一見ミクロな記録の集積に触れることにより、マクロで多角的な新しい視界が、あなたの前に広がってくるはずです。

 
(前・町誌編さん事務補佐員/現・文化観光調査指導員 小西利枝)

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