☆『町誌』編纂の指標、「浪漫」について☆
人間はいつも、より真実なるもの、より善なるもの、より美しいもの、聖なるものを求めて生きている。この人間の偉大な理想(自由、博愛、幸福、情熱、歓喜など)に対する熱い憧憬(という感性)が創り出す豊かな営みを「ロマンティシズム」といい、「浪漫」と漢字表現する。
私は、『松茂町誌』編さんの指標を定めるに当たり、「正確」「公正」に、敢えて「浪漫」を加えて三訓とした。
ともすれば堅苦しくなりがちな自治体史をして、読者の心を温かくし、松茂町の未来に明るい希望を抱かせる読み物にしたかったからである。
- 「空と海が輝く緑の臨空都市」というまちづくりのイメージ。
- ベトナムに学校を寄贈しようボランティア活動。
- 子どもの未来にかける夢多い教育政策。
- 特産の甘藷に「松茂美人」のネーミング
等々、大事から小事にわたって、松茂町には「浪漫」があふれている。
(前・町誌編さん主任 笹田博之)
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◆「特設ホームページ『松茂町誌』続編第三巻」もご覧ください。