大会2日目の11月19日(木)は、福島県文化会館小ホールを会場に、「大会テーマ研究会」です。
今夏、国会で成立した公文書管理法を議論の軸に、「歴史的価値のある公文書」を遺すことの具体的手法について、様々な見知から分析と問題提起が行われました。
「歴史的価値がある公文書」をめぐる諸問題は、町立の資料館の学芸員である私にとって、とても重要な問題です。私も歴史家である以前に町職員として、この問題の当事者であり、立法の趣旨を具現化していく役目を担っています。気が引き締まる思いです。がんばります。
歴史資料をめぐる国レベルの課題や全国各地方の課題、また最新の学会情報など、やはり全国大会は得るものが多いです。遠路、福島市まで出張した意義がありました。
あと、千葉県のKさんから「最近、ホームページおもしろくなったね。」と、当ホームページをお褒めいただきました。ご覧いただき、誠にありがとうございました。今後も充実に努めます。
閉会行事の後、早速帰路につき、福島駅で興味深い場面に出くわしました。東北新幹線「MAXやまびこ」と山形新幹線「つばさ」の連結です。思わず、にわか鉄道マニアになり写真を撮りました。(ちなみに、にわか鉄道マニアは私だけでなく、ホームは携帯カメラを構えた背広のサラリーマンでいっぱいになりました。どうやら新幹線は、“男の浪漫”のようです。)
ほんとうに充実の全国大会でした。
(主任学芸員 松下師一)