2019年8月24日土曜日

展示替えをしました


博物館実習の一環で、玄関ホールにあるケースの展示替えを行いました。


鳴門で阿波木偶人形を作っていた脇坂古峰(わきさか・こほう)氏が制作した、「阿波首人形」を一堂に展示しました。

お気に入りの1品を探すのも良し、全部で何体あるかを探すのも良しです!
ぜひ、資料館にご来館いただき、ご鑑賞ください!

2019年8月12日月曜日

わくわく藍染め体験を開催!


 毎年恒例の「わくわく藍染め体験」を、2019年8月11日(月)・12日(月・祝)の2日間開催しました。

 お盆期間中に徳島に帰省された方、阿波おどりホームステイで松茂にホームステイをしている留学生の方など、多くの方にご参加いただきました。

 割り箸や輪ゴムなどを使って細工をした、世界に1枚しかないオリジナルの藍染めハンカチができあがりました。

 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

講師の舩井先生から、模様の付け方の説明を受けます。


暑い作業棟で、皆さん頑張りました!


藍はその日によって染まり具合が変わります、今回は果たして…!?


見事な模様が出来ました!!


完成した作品と一緒に!


 (写真撮影と公開のご協力を頂いた皆さま、ありがとうございました!)


 松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館では、通常開館日にも藍染め体験(予約制、有料)ができますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。ご参加お待ちしております。


阿波学会総合学術調査に参加してきました


2019年8月10日(土)、阿波学会総合学術調査(古文書班)で海陽町立博物館に収蔵されている古文書の調査に参加してきました。


江戸時代にいわゆる「くずし字」で書かれた古文書の一部です。内容は、土地を譲る時に書かれた証文です。



大正または昭和の役場職員が、江戸時代の租税関係史料や検地帳などを編綴した形で、保存管理されていました。

この地域では、当時から古文書をアーカイブズとする認識があったことが窺えます。

古文書を簿冊にしてまとめてしまうことは、資料保存の視点からは若干唸らされますが、散逸してしまうよりは後世に受け継がれていくことが何十倍も大事なことであります。

1日だけの参加でしたが、普段訪れることのない徳島南方地域の歴史の一端を学ぶことができ、有意義な調査でありました。