実習2日目は、まず「埋蔵文化財包蔵地」の立ち会いに行ってきました。資料館では、主に文化財行政も担当しています。
「包蔵地」とは、石器や土器などの遺物が出土したり、住居跡・古墳などの遺跡が埋まっている可能性のある土地のことをいいます。なお、松茂には2か所包蔵地に指定されている場所があります。
つづいて、「夏休みこども陶芸教室」です。今日の工程は、子どもたちが作った作品に釉薬で色をつける作業でした。実習生には、釉薬の準備や子どもたちの補助をしてもらいました。
最後に、「藍甕の手入れ」です。藍染めで使用する藍は生き物であるため、その管理は大変です。それぞれの甕を一生懸命混ぜてもらいました。
その姿をみて、私が行った博物館実習先でも藍甕の手入れをした時のことを思い出しました。
(学芸員 菅野将史)