2011年10月2日日曜日

『町誌』続編第三巻の見どころ・読みどころ(8)


◇写真撮影の思い出◇
  
 今回の編さん作業では、色んな作業をお手伝いさせていただきました。その中でも、「古い資料のデータ化(スキャン)」や「写真撮影」では、主担当をさせていただきました。

 「古い資料のデータ化」は、ひたすら「資料をスキャンしてはパソコンへ取り込む」といった作業のくり返しで、ちょっと話題が少ないです。その点、思い出深いのは「写真撮影」ですね。思い出のエピソードを、少々ご披露します。

 良いアングルを探しやすく、何処でもすぐ止まれるというので、歴史民俗資料館のママチャリ自転車にでっかいカメラバッグを載せて、町内を文字通り東奔西走しました。地図で見るとかなり小さな我が松茂町ですが、長岸から長原まで一気に自転車で走ったりすると、平地ばかりとは言え、かなり大変でした。

 「先祖代々、生まれも、育ちも、現住所も、松茂町」という自分でさえ、まだ行ったことが無かった場所は多く、撮影で初めて足を踏み入れた場所も沢山ありました。

 また、「おそらく『町誌』編さん業務が無ければ、一生この場所には来なかったんじゃないだろうか?」と思うような地点にも、撮影に向かいました。たとえば、本誌348頁上段の「松茂町第二環境センター全景」の撮影ポイントなどは、道はあれども気軽にドライブ気分で行くと、戻るのに大変に難儀しそうなポイントでした…。(気になる方は是非、本誌でご確認のうえ、地点を予想してみて下さい。)

 各紙面の内容や話題に合わせたシーンの撮影時には、町内外、たくさんの方にご協力いただきました。

 突然に「畑作業を撮影させて頂いても良いでしょうか?」と現れた私は、さぞや怪しい不審人物だったかと思いますが、皆さんとても快く了解して下さいました。その節は本当にありがとうございました!

 建物・風景・イベント・人物…etc…。 デジタルカメラの利点を生かし、数え切れないほどたくさんの枚数を撮らせて頂きましたが、紙面が有限である都合上、今回の町誌には掲載できなかった写真が多数あります。掲載できなかった写真も、松茂町歴史民俗資料館に、“今・現在の歴史”を記録した写真資料として、末永く保管させていただきます。

 今回の続編第三巻には、「地域小史」と題した巻頭特集があり、昔の様子が分かる写真を多数掲載しました。

 誌面の都合で掲載できなかった写真も、もしかしたら…出番はもうちょっとだけ、先の未来に用意されるかもしれません。だから、どうぞ気長にお待ちいただけると幸いです。

(前・町誌編さん事務補佐員/現・歴史民俗資料調査指導員 冨士久美子)

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